大分カイコウ OITAKAIKOU

REPORT

Case

2021.01.07

【大分カイコウCase】 コロナ禍でオンライン開催された『Oitaly!2020』という名の大分×イタリア商談会 JETRO二原経太 × イタリア在住コーディネータYasuo Asaki × 丸田酒舗丸田晋也 × 常徳屋酒造場中園誠

大分カイコウでの邂逅をきっかけに、一つ大きな取り組みが生まれた。
その取り組みの名は「Oitaly!2020(オオイタリー2020)」だ。

大分カイコウに参加されていた独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)二原氏と、
大分県出身イタリア在住で革製品などを中心に輸出入のコーディネートを行う朝来氏、
丸田酒舗の丸田氏、酒造メーカーの中園氏とが偶然同じテーブルとなり、
「大分×イタリアで何かできたら面白そうだよね」、という雑談的な会話から始まった。

その後、日本と海外との貿易を支援する組織「JETRO」の二原氏へ、
大分県出身の朝来氏がふるさと大分のために現在居住するイタリアとをつなぐ何かをしたいとの想いを伝え、
数ヶ月のうちに想いが形となり始める。

その結果生まれた取り組みが「Oitaly!2020」という名の商談会である。
言わずもがな、”Oita”と”Italy”とが合体したオリジナルの造語だ。

2020年から続く新型コロナウイルスの影響下の最中、
日本からモノを持参して現地に行くスタイルの商談会の開催は困難なため、
当初よりオンラインツールを活用しての商談会を設計したとのこと。

それでも、設計当初はイタリア側ではバイヤーに1箇所に集まってもらい、
2日間かけての商談会と試食会を兼ねた企画をし、リアルの商談会に近しい設計をしていたという。
しかし、日本からイタリアへのサンプル輸送の遅延、新型コロナウイルスの状況悪化などを鑑み、オンラインでの商談会、
その後サンプルをバイヤーそれぞれに配送する、というスタイルにて開催された。(開催時期は2020年11月)

近年、世界的な健康志向の高まりもあり、イタリア国内では”日本食”の盛り上がりが目立たしいと朝来氏は言う。
朝来氏はその流れの先端を現地で日々リサーチしており、日本の商品に興味を持ってもらえそうな
バイヤーやレストラン経営者を厳選しての商談会開催となった。

大分からは、大分県産酒類をプロモーションするインフルエンサーとして丸田酒舗の丸田氏が選抜され、
1907年創業の常徳屋酒造場より中園氏が自慢の大分むぎ焼酎をイタリアへ提案した。
(お二人ともに大分カイコウへご参加いただいている)

その他、大分から酒蔵3社、食品企業4社が参加し、椎茸、柚子胡椒などの大分の名産品に加え、
ベジタブルパウダーといった新商品も並べられた。

焼酎を筆頭に、いずれもイタリアには馴染みの薄く、飲み方、食べ方すらもほとんど知れ渡っていない商材であったため、
いかに使っていただくイメージを沸かせてもらうか、に苦心されたとのこと。

そこで行き着いたものが、大分側の生産者を映像で取材し、PVとしてまとめ、商談会当日に放映するという手法だ。
オンライン開催がゆえに行き着いた手法とのことで、美しく切り取られた大分の生産者の様子を、
イタリア側の参加者は商談会当日に目にするだけでなく、その後も販売促進ツール的にも使える素材として提供している。

PVにより視覚的に大分を身近に感じていただき、お酒・食材の使い方を見て知っていただいたことで、
通常の商談会以上に強い興味を持ってもらえたからか、取引開始に向けた話しも既に複数進んでいるという。

大分カイコウでの偶然の出会い”カイコウ”を起点に、このような素晴らしい取り組みが生まれたことを嬉しく思うと同時に、
引き続きOitaly!2020に始まったこの取り組みを追いかけ、応援していきたい。

 

▼丸田氏出演PV(酒造メーカー編)

▼マルコ氏出演PV(食品メーカー編)