REPORT
2021.10.04
【大分カイコウReport】Salon#03「コロナ禍を前進するための人事・採用とは」
9月17日(金)に開催した大分カイコウSalon#03は「コロナ禍を前進するための人事・採用とは」をテーマに、
人事コンサルタントの奥本 演(おくもと ひろし)氏をお招きし、Zoomを使用したオンライン形式でのイベントを行いました。
【大分カイコウとは?】
大分にゆかりのあるビジネスパーソン同士が、既存ビジネスの発展や新しいビジネスの創発を目指して一堂に会する。
ジャンルの垣根なく、人・ものごと・ビジネス・思想など、あなたと誰かの邂逅(思いがけない出会い)が生まれるかも知れない…
そんな場を醸成していきます。
また、”これから大分に関わるきっかけが欲しい”方が、地元課題解決のための活動や事業に参画するための足掛かりとなる
最初のステージとしてご参加いただくこともできます。
「大分にゆかりがある」という共通言語によるスピーディーな信頼構築と、新進の事業者/起業家も集まるクローズドサロン特有の
質の高い情報交換により、単なる出会いに留まらない次のアクションを喚起するような邂逅を生み出していきます。
【Salon#03 総括】
新型コロナウイルスの世界的な流行により、働き方が加速度的に変化してきており、
リモートワークの活用や業務におけるデジタル化などが進んでいます。
今や「リモートワーク」「デジタル化」などの言葉は当たり前に飛び交う世の中ですが、
私たちの生活に浸透してきたのはここ数年の話になります。
企業や働き手にとって「意外と使える」という印象を持つことが多かったため、ここまで急速に浸透してきました。
ただ、全てがオンラインでいいというわけではなく、関係性の構築などオンラインだけでは難しいケースもあります。
つまり、リモートワークやデジタル化のメリット・デメリットを判断し、適材適所で活用していくことが重要になります。
採用活動に関して、リモートワークやデジタル化が浸透することで、場所に縛られない働き方が可能となり、
地元にいながら大手の会社に勤めるなど、働き方の変化が起きることが予想されます。
その結果、大分などの地方では特に人材確保をはじめとする企業活動に影響が出てきます。
コロナ禍の採用市場については現状売り手市場になっており、今後も継続していく見込みですが、
人口減少の一途を辿るため、人材不足になることが想定されます。
したがって、従来の手法だけではなく、最新のテクノロジーも活用し、
事業運営に必要な人材を正社員か否かにこだわらずに集めることが重要になってきます。
オンラインによる採用活動にはメリットだけでなく、デメリットもありますが、デメリットを補完しながら
積極的にオンラインを活用していくことで、採用機会を増やしていくことができます。
AI技術やIT技術の進化により、オンラインの苦手とする部分を補完できる時代になっており、
今後もその動きは加速していくと予想できます。
働き手としても様々な働き方が可能になっているため、会社を選ぶ基準が賃金や休日などではなく、
自分の考える理想とする働き方ができるかどうかを重視した働き手が増える可能性があります。
コロナの感染状況が落ち着いた際にコロナ以前の生活に近づいていくことはあったとしても、完全に戻ることはありません。
オンラインやデジタルのメリット・デメリットを判断しながら、世の中の動きに柔軟に対応していくことが重要になります。
「チェンジをチャンスに!」
変化に対応できるようにすることで採用だけではない、事業のチャンスは生まれます。
地方独特の課題感やオンライン化の難しさなどはありますが、できない理由だけに目を向けるのではなく、
可能にするために何をするのかを考えていくことが重要ではないでしょうか?
【アンケート結果】
大分カイコウSalon#03の参加者アンケート結果を一部ご紹介いたします。
■大分カイコウSalon#03はどのくらい有意義だと感じましたか?
■今回、大分カイコウに参加した目的・理由・期待などをお聞かせください。
・皆様の普段の業務や事業の内容をお聞きしながら、関連している活動をされている方と
ざっくばらんなお話ができればという意識で参加しました。
私は普段、通信設備の保守・技術支援をしつつ、新規事業検討などに携わっておりますが、
地元大分との接点がほとんどないので、こういう機会は本当に貴重だなと改めて感じました。
また機会があれば、ぜひ参加させてください。
・採用の必要性は感じてるのですが難しい問題です。
その解決のヒントをいただけたらと思い参加させていただきました。
参考にさせていただきます。
・大分との繋がりを作る!
■大分カイコウSalon#03にご参加いただいた上での、ご意見・ご感想・ご要望などがございましたら、ご自由にご記載ください。
・こんなに経営者の皆さんが集まっている場は初めてだったので、リアルな話をお聞きしながら、
自分だったらどうなんだろうととても考えさせられました。
自身の活動でもチームビルディングやメンバ編成はどこかでぶち当たる壁だと思っているので、
今日の学びは頭の隅に大切にしまっておきたいと思います。
・今更ですが小さな企業がイチから採用する事の難しさや注意する点など聞けたら良かったかと。
まとめ
ご自身の事業と照らし合わせながら奥本さんのお話を聞いていた方が多い印象を受けました。
また、大分との繋がりを作るという目的を持った方が多く、
本事業の目的の1つである事業者マッチングという部分も活性化出来ればと考えております。
自身の事業に対するアドバイスを乞う場面や意見交換をする場面など、
参加者とゲスト・参加者同士の積極的なコミュニケーションが見られました。
今後も皆様にとって有意義な場を提供していけるように尽力いたします。
【Salon#04について】
次回は10/14(木)にSalon#04を開催します。
Salon#04のテーマは「会社の読み方、動き方 〜外部環境の変化がもたらす事業へのインパクトを正しく予測する〜」になります。
BEENOS株式会社の中村 浩二(なかむら こうじ)氏を招聘し、
外部環境の変化がもたらす、会社/事業へのインパクトを正しく予測する方法を、
証券会社、ベンチャー、コンサルティング会社と経験し、
現在売上規模200億円超えの企業のCFOを担われている特別ゲストからお話いただく予定です。
詳細についてはこちら