REPORT
2022.03.14
【大分カイコウReport】Camp#06「カイコウからはじまるオープンイノベーション 〜実践編〜」
3月10日(金)に開催した大分カイコウCamp#06は「カイコウからはじまるオープンイノベーション 〜実践編〜」をテーマに、
株式会社ボーンレックス 代表取締役 室岡 拓也(むろおか たくや)氏、Salon#06にご登壇いただいた長谷川 寛樹(はせがわ ひろき)氏をお招きし、
新型コロナウイルス(以下、コロナ)の感染対策を入念に行った上でリアルイベントを行いました。
【大分カイコウとは?】
大分にゆかりのあるビジネスパーソン同士が、既存ビジネスの発展や新しいビジネスの創発を目指して一堂に会する。
ジャンルの垣根なく、人・ものごと・ビジネス・思想など、あなたと誰かの邂逅(思いがけない出会い)が生まれるかも知れない…
そんな場を醸成していきます。
また、”これから大分に関わるきっかけが欲しい”方が、地元課題解決のための活動や事業に参画するための足掛かりとなる最初のステージとしてご参加いただくこともできます。
「大分にゆかりがある」という共通言語によるスピーディーな信頼構築と、新進の事業者/起業家も集まるクローズドサロン特有の質の高い情報交換により、
単なる出会いに留まらない次のアクションを喚起するような邂逅を生み出していきます。
【Camp#06 総括】
前回のSalon#06に引き続き、オープンイノベーションについての考え方や大切にすべきことを、株式会社ボーンレックス代表取締役の室岡拓也さんにお話いただきました。
株式会社ボーンレックスでは、新規事業立ち上げを支援しながら、生まれたばかりのアイデアを形にして世の中に創出している企業です。
これまで、大都市圏や地方を問わず、大企業から中小規模事業者まで国内外で幅広いサポート実績をもっています。
会社員として勤務していると、「自分ならこれができる」とアイデアを持っていても、なかなか挑戦できていない人が多いといいます。
これは日本人ならではの『安全・安心・安定』を求める傾向からくるものだと室岡氏。確かに、新たな挑戦にはリスクがつきまとうもので、
事業規模が大きければ大きいほど、新しいチャレンジにはなかなか踏み出せないのは当たり前です。
しかし、小さな挑戦が事業を大きく飛躍させる可能性は無限大で、関わる人に“ワクワク”をもたらします。
この“ワクワク”を結果につなげる手段のひとつとして、オープンイノベーションがあるのではないでしょうか。
自社だけではできなかったことが可能になったり、協働することでさらに大きなミッションをクリアできたりと、オープンイノベーションには大きな可能性があります。
大切なのは、「何をやるのか?」「誰とやるのか?」の2つです。
「何をやるのか?」=目的(ミッション)から考えると、そのミッションを達成するために必要な協力者(=誰とやるのか?)も見えてきます。
目的(ミッション)を最終的なゴールと捉えることが重要で、「○○に困っている人をサポートしたい」「○○が好きな人に役立つものをつくりたい」など、
“誰かのために”という考えを大切にするのも成功の秘訣です。
これまでの事業の延長ではなく、情熱さえあれば全く新しいことにチャレンジするのもいいでしょう。
大切なのは、小さなトライを繰り返しながら最速で失敗と回復を重ねていくこと。
同じ目的や情熱を持つ協力者がいれば、一人では難しいハードルも越えられるはずです。
ゴールに向かう過程において、ひとつひとつの選択が最善の結果につながるように、結果に対してコミットすることも大切です。
オープンイノベーションはあくまでも手段であり、ゴールではありません。巻き込んだ全ての人を全力で幸せにする覚悟を持って、新しい一歩を踏み出してみましょう。
【アンケート結果】
大分カイコウCamp#06の参加者アンケート結果を一部ご紹介いたします。
■大分カイコウCamp#06はどのくらい有意義だと感じましたか?
■今回、大分カイコウに参加した目的・理由・期待などをお聞かせください。
・今後の事業展開の参考になればと思い、参加しました。
・久しぶりのリアル開催だったので、繋がりを作れればと。
・前回のSalonにも参加をして、もっと具体的な話を聞いたり、相談をしたいなと思っていたところ、リアルでの開催だったので、参加しました。
■大分カイコウCamp#05にご参加いただいた上での、ご意見・ご感想・ご要望などがございましたら、ご自由にご記載ください。
・今後、有料でも良いのでもっと中身の濃いものでも良いかと。
・1年間ありがとうございました。
来年度も参加させていただきます。
・やっぱりリアル開催の方がコミュニケーションが取りやすいなと感じた。
来年度はコロナが落ち着いてほしいですね。
まとめ
今回のイベントが今年度の最終回でした。
最後はリアルで開催することができ、たくさんコミュニケーションを取ることができた方が多かった印象を受けました。
来年度の開催を期待する声が現地での会話やアンケートから多く寄せられました。
やはり、リアルでの開催を喜んでいただける声や望む声が多く、来年度はコロナの感染が落ち着いてくれることを祈るばかりです。
今年度のイベントも無事に終了することができたのは参加者やゲストの皆さまのおかげです。
この場を借りて、お礼申し上げます。
来年度も皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
カイコウ!!