大分カイコウ OITAKAIKOU

REPORT

Other

2019.11.10

大分開口❤︎福わうちさんに行ってきました

こんにちは!

大分カイコウの小さなグルメコラム “大分開口” 記念すべき第1回目です。
本コラムのライター(いい響きですね、ライター。)を務めさせていただきますのは大分商業高校出身、現在早稲田大学2年の吉田と申します。
(こうして記事を書くのは初めてなのでどうぞお手柔らかに..)

早速ですが“大分開口”は…
「口を開く2つの開口(モノを食べる・そしてそこの人と喋る)が邂逅のキッカケになればイイな。大分ゆかりの人が営むそんな場所を紹介していきます!」と言う感じでやっていこうと思っております。
____

そんなわけで第1回目に訪れたのは白金高輪にある和食料理屋「福わうち」さん。

画像1

大分県民たるもの、ましてやまだ大学生たるもの、東京で初めて行く店には少し背筋が張る。それが白金高輪なのだから尚更だ。

そんな思春期みたいな小さな心の葛藤を抑え同郷の店主さん(三宮昌幸さん、画像2枚目)と開口し、美味しいご飯に開口するため店に足を踏み入れた。

画像2

普段はお喋りな思春期上がりの田舎者は、初めて入るこの土地の和食料理屋での開口の糸口を見つけれずにいた。

とりあえず、今回の縁を頂いたのは大分カイコウあっての繋がりだ。だから三宮さんの大分カイコウとの繋がりのきっかけを聞こうと、私は口を開いた。(おっ、開口ですね)

三宮さんに聞いていたはずだったのに気づいたら自分がなぜこのような事(大分開口)を始めようとしたのか聞かれていた。
自分でも曖昧にしかわかっていない(言語化できていない)ことを人にわかってもらおうとしている自分の薄っぺらさと対して、料理一本で土地の移動をしながらも、今はこの場所で19年も店を続ける三宮さんが偉大なカッコいい大人に見え、なんだか話す言葉で自分が見透かされているような気がしてきた。

それと同時にこの方からどんな話が聞けるのだろうとワクワクしてきた。

そうこう話したり思ったりしていると、今回”開口”する料理を出して頂いた。

今回頂いたのは「豆腐とゆばのイクラとウニとかに乗せ〜鰹のジュレかけ〜」

画像3

蟹、湯葉、お豆腐にウニそしてイクラ!全ての食感が楽しくて鰹のジュレの味のもとで、全部混じり合って美味しくって口の中が幸せに包まれた。
(ごめんなさい味のコメントの語彙力だけは本当に反省し精進します。本当にすみません。。とても美味しかったです。)
福わうちは基本的にコースメニューのみであるが21時以降であればコースのメニューを単品にて注文することもできる。

こちらを開口しながら、“行ったらファンになっちゃう”と噂される三宮さんとの開口を楽しんだ。

大分と東京の人の感覚の違いやどこから生まれたものなのだろうかという話や、白金高輪という地で商売を始めた理由。料理や労働に込められている価値の話など。私にとって普段考える機会のないことを考えることができた。

「大分カイコウって結局なんだ?」ということについても考えた。
出会いや、なんかやろうの媒介となる場なのか概念なのか、そこから何か発生したものはあるのか、ゴールはなんなのだろうか。邂逅を生み出すことが目的なら今こそそがそれだねという話をした。

そんな話の数々が気になる方は、是非自分の足で「福わうち」へ足を運び“カイコウ(邂逅・開口)”してみて欲しいと思った。
_________

“大分カイコウ“がなかったら出会えたか分からなかった人と”大分カイコウ“がなかったら聞くことのできなかった話が聞けた。
考え方のきっかけは何がもたらしてくれるかわからない不思議な感覚だった。
とりあえず、大人になったらハイエンドな料理の価値を愉しめるような人になるのだと、
またここに来れるような大人になろうなと自分と約束して三宮さんと別れる前に記念写真を撮った。

画像4

楽しい世間話だったり、考えさせてくれるような話だったり、次はこの方とどんな話をできるのだろうと思ううちに、こうやって三宮さんのファンが増えているのかと考えた。どうでもいいけど坊主は髪の毛が気づいたら乾くので最高らしいのは来世もし男に生まれ変わったら参考にしようと思った。

——

緊張しながら踏み入った店を出る頃には「こんな形の出会いもいいなぁ…」と振り返り三宮さんとの別れを惜しむのでした。

三宮さん、福わうちさん、お忙しい中ありがとうございました!

次はどんな開口があり、邂逅があるのでしょうか。(よし、上手く締まったな!)
お楽しみに!
____
SHOP INFO
福わうち

住所:東京都港区白金1−28−2 サーラ白金1F
電話番号:03-5739-0264
営業時間:23:30(ラストオーダー)、日曜定休